針葉樹丸太はどう使われる?

針葉樹丸太はどう使われる?立木買取

計画的に植林されて立木から伐採生産された針葉樹の丸太は、どのように利用され流通しているのでしょうか?

林業を経営する方はよく理解されてますが、あまり知られていません。

植林後、数十年で主伐できる再生産が早い針葉樹の利用方法をご紹介します。

一般材として

一般材と呼ばれるのは、板や角材などのいわゆる材木とのことです。

建築土木用

住宅に使われる柱や2×4などの角材、板材です。

主に住宅に使われる柱や2×4などの角材、板材です。

住宅設計により工法が違いますので、105mmや38mmなど様々なサイズがあります。

家具や内装で使われる集成材の原版となるラミナ材(Laminar)も製材されています。

土木の仮設資材も使われる数量が多く、垂木、桟木、杭など用途がたくさんです。

土木の仮設資材も数量が多く、垂木、桟木、杭など用途がたくさんです。

梱包流通用

工場や倉庫のパレット材、魚函、梱包資材に使われます。

工場や倉庫のパレット材、魚函、梱包資材に使われます。

ダンネージという荷物の下に敷く敷材にも加工され、物流現場では木材がたくさんあります。

合板用

建築の耐力壁や型枠に使用される合板原料としても使われてます。

建築の耐力壁や型枠に使用される合板原料としても使われてます。

薄くスライスして使いますが、鉛筆削りのようにスライスする製法がほとんどなので、加工方法が大きく違います。

原料材

破砕されチップやおが粉にすることが多いです。
破砕されチップやおが粉にすることが多いです。

丸太は板や角材にならない部分も主に燃料として消費されます。

製紙原料用

新聞用紙や印刷用紙、ダンボール用紙など、製紙原料として使用されます。

回収された古紙の再生紙が主流ですが、一定量の木材も使用されます。

バイオマス燃料用・敷料用

発電用の木質バイオマス工場の燃料にも木材が使用されます。

古くから家畜の寝床になる敷料(しきりょう)として、木材おが粉も使われてます。

丸太製材の歩留まり

製材用と原料材用の完成比率が変わります。

木材製材工場では赤い部分が製材用で、その他は副材として原料材用のチップやおが粉に加工されます。

製材の注文や原料の丸太の状況によって、製材用と原料材用の完成比率が変わります。

生産性を上げるには高い製材技術

丸太は工業製品ではないので1本ずつ形状や素性が異なります。

製材工場では顧客の注文に合わせるのと共に、在庫の丸太の状況も見ながら加工するので複雑なオペレーションとなります。

原料材に比べて製材の単価が高いので、できるだけ無駄なく加工したいですね。

多角的に使われる針葉樹の丸太

針葉樹丸太の使用用途はさまざまです。

ホームセンターなどで見ていると針葉樹の使用用途は建築材料だけかと思われがちですが、ネット通販でつながりが深い物流拠点のパレットやダンボールにも使われてます。

育林中に発生する細い間伐材も、製材工場で無駄なく使われます。

脱炭素の潮流の中、再生できる木材資源の利用が高まっていくのは必然ですが、無駄なく効率よく使う方法や技術を高めていきたいですね。

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